夏から秋にかけてはギボウシ類の調査が中心で、ミズギボウシやバランギボウシといった湿地性のギボウシ類、トサヤマギボウシともいわれ、土佐山から鏡村にかけて分布しているヒメイワギボウシが調査の対象です。
ヒメイワギボウシ
こうした活動で、ミズギボウシ、バランギボウシ(いずれも高知県レッドデータブックで絶滅危惧TA類CRに指定)の新たな生育地が見つかるなど成果を上げています。
バランギボウシ
調査していると予想外の植物も見つかるもので、9月24日の調査で、ミヤコアザミが72年ぶりに確認されました。ミヤコアザミは「アザミ」と名がついていますが、キク科トウヒレン属の植物で1941年に高知市で確認されて以来、県内での確認事例はなく、高知県レッドデータブックでは「絶滅」とされていました。
ミヤコアザミ
間もなくギボウシの季節は終わります。来春には再度スミレ類の調査が始まります。植物に関心のある方の参加をお待ちしています。
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